中上林三神一斉秋祭り 2014

   雲一つない秋晴れの中、10月19日、「中上林三神一斉秋祭り」が開催された。八幡宮(八津合町)、室尾谷(五津合町)、葛禮本(くずれもと)神社(睦合町)の三社で、それぞれ伝統の祭りが盛大にとりおこなわれた。

八幡宮秋祭り

   9時30分からの式典の後、11時から御旅(おたび)がスタート。トラックに乗せた神輿や太鼓を中心に、裃(かみしも)をまとった行列が御旅所である石橋の金比羅神社向けて練り歩いた。町区ごとに神輿を担ぎ、練り歩く場面も。御旅所で30分ほど休憩し、八幡宮まで練り歩いて戻った。八幡宮では、式典の後、コロンビア歌手の小野恵子さんのコンンサートや餅まきがおこなわれ、賑やかな祭りとなった。

   宮元の藤井敏明さんは、「年々、神輿の担ぎ手が少なくなり困っていましたが、今年は6人の若い衆の応援があり、16人で担ぐことができました。とても盛大な祭りになり、喜んでいます。」と語っている。

室尾谷神社秋祭り

   室尾谷神社では、奉納神楽の伝統を守り続け、毎年11の自治会のいずれかで神楽の奉納をしている。今年は志古田自治会。笛や太鼓の演奏で5曲の神楽の舞を奉納した。また、神輿が練り歩いた。

  境内では、紅白の餅4000個ほどを3回に分けてまき、大好評だった。余興では「あまのはしだて座」による大道芸が披露された。たこ焼き、輪投げ、金魚すくいなどの有志による出店も祭りを盛り上げた。

   また、今回初めての試みとして、秋祭りのためのシャトルバスを走らせた。市志や志古田など遠方からの足として好評だった。

   宮総代の福井正昭さんは、「昔から続いている伝統の奉納神楽など、担い手が少ないことが心配。ぜひ、守っていきたい。」と語っている。


葛禮本神社秋祭り

【レポーター/温井明夫】

   葛禮本神社の氏子は綾部陸合町の自治会で示すと引地、小田、真野、浅原及び一区の小山地区が対象です。戸数で言えば約110軒です。

神社の祭りは毎年、夏と秋に開催されますが秋祭りの方が盛大に行われます。

   特に秋祭りには地区の子供達(小学生・中学生)が子供神輿を繰り出し、神社にお参りして貰えるように太鼓や獅子舞の披露をして参加を呼びかけます。

このお世話をしているのが葛禮本神社同志会(代表 渡辺弘造氏)です。

   渡辺さんに取材をしたところ、子供神輿の歴史は30年余りで当初、30人くらいいた小学生も今年は11人になりました。しかし、5年程前には本当にどうしようかと思うほど子供の数が激減して運営が危ぶまIれました。

   Iターンで来られた若い世代の人達のお陰でまだ数年は何とかなると喜んでおられました。子供達がいるから祭りも活気づく、まさに地域の活性化には若いエネルギーは不可欠だと感じます。